不安はゴールを作る原動力になる【苫米地理論】
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空手道マガジンJKFan2023/4のコラムにて、
相談:大学3年生になり将来のことを考え、このまま空手を続けていいのか悩んでいる。空手で食べていける能力もない、人脈もない。しかし辞めてしまうのは悔しい。どのようにすれば空手を諦められるか?また両方続けている人はどうやっているのでしょうか?
苫米地博士の回答まとめ
- 文面から混乱している感じが見受けられる。
どうすれば空手を諦められるかを聞いていながら、両方続けている人はどうやっているのか?も聞いている。 - まずは自分が何をしたいのか明確にする必要がある
- なぜか仕事をしながら空手道場に通うという選択肢がない。本音はただ学生を続けたいだけなのでは?
- エフィカシーが落ちた状態になっている(空手で食べていく能力も人脈もないと言っていることから)
- 将来への不安、不安定さ、心細い気持ちはゴールを作るための原動力になる
- 社会に出ようという時なので社会人としてのゴールを作っていけばいいが、学生が社会人としてのゴールを作るのは少し難しい。よって有識者に聞いてみる。この動きこそがゴールを設定するための第一歩になる。
- そういう意味で相談者さんはすでにゴールを設定するために動き出していたということ(この連載に相談したこと)
- 不安の真っ只中だからこそ動くということが、ゴール設定のためには極めて有効
- いろんな人に聞いてみる活動の中で、自分がやりたいこと、好きなことは何かを問い続け、自分の気持のおもむくところに正直に行動していけば自ずとゴールは見えてくるはず。
- すでにあなたはゴールをつかもうと動き出していた。自分が思っている以上に高いポテンシャルを持っていることを自覚し、誇っていい。
学び:不安はゴールを作る原動力になる
人間は安定した状態だとなかなか現状の外にゴールを設定しようとはしないのかもしれない。
不安な状態だからこそ出来ることがある。どんな時にも、その時、その状態だからこそ、出来ることがある、ということなんだろう。