超悟り入門 要点メモ
2023/10/18 アフィリエイトリンクを含みます
サンスクリット語には「悟り」という単語はない。中国で翻訳された際に「悟」という文字になった。しかも仏典の翻訳には意訳だけでなく音写がされていた。音写とはサンスクリット語のボーディを菩提とするように意味ではなく音を近づけるように訳す。これによる誤訳で「悟」という文字が多用されたと考えられる。
悟りとは「この世は幻である」と知ること
現代人にとって悟るのはかんたん。動画やゲーム、VRなどで仮想現実を体験できるから。
この世も仮想現実のようなもの。
悟りを理解するのは簡単だが、悟りを体感するには瞑想することが必要。
釈迦の時代の苦しみは物理空間の苦しみ(生老病死)だった
現代社会は病気は病院でほとんど治せる。老化は社会福祉によってカバーできる。
現代は情報空間の苦しみ(見栄、嫉妬、煩悩の拡大)。
マインドフルネスは、企業のためにある。
マインドフルネスによって従業員が仕事のストレスを癒やして生産性を上げる。ストレスが強い仕事はやりたくない仕事なんだから本来は仕事を変えるべき。
悟りを超えていこう
本書を読めば、悟りを理解するのは簡単だし、本書に書いてある瞑想法を本書についてる機能音源を聞きながら行えば、うまくいけば一週間で悟りを体感できる。
なので、悟るのは当たり前で、悟りを超えていく。それが超悟り入門ということ。
悟りを超えていくとは、釈迦がしたように悟った後、人々を苦しみから救うために説法する、そんな生き方をするということ。つまりは、人の役に立つ生き方をする、自分のためではなく他人、しかもそれは家族や友人のような自分に関係ある人ではなく、まったく関係ない人のために生きる。
釈迦は悟った後は瞑想を重視していない。弟子には瞑想を指導したが、自分自身は既にこの世は幻であるということを瞑想で体感していたので、する必要がなかった。
宇宙は包摂半順序束である。
包摂順序=情報量の大小で並び方もの
半順序=情報量大小を比較できないものが混じっている順序(犬と猫はどっちが情報量が多いかはわからない。動物は犬よりも情報量が少ない(抽象度が高い))