お金と引き替えに生命時間を提供する人になってしまう仕組み【苫米地理論】
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空手道マガジンJKFan2022/1のコラムにて、
テストで良い点をとったらお小遣いを上げることの問題点について解説されていました。
目次
お金は社会への付加価値提供の代償。
テストで良い点をとったらお小遣いを貰えるという仕組みは社会に何の付加価値も提供していない。子供が得しただけ。嫌なこともすれば、自分のためになると誤認するだけ。付加価値を生み出すのではなく、誰かの言いなりにお金のために生命時間を提供するおとなになる。上司に都合のいい良いサラリーマンにはなれるが、社会を良くするリーダーにはなれない。
マイケル・フェルプスのゴールは「全米に水泳を広めてアメリカ人の健康を促進する」というもの。
彼はこれを全く注目されていなかった十代の頃に設定している。どうやれば達成できるかなど全く解っていない時期。しかし、だからこそ彼にとって「とてつもなく大きいゴール」になる
ゴールで大切なことは
1.達成の仕方がわからない
2.社会性のある利他的なもの
例
空手を追求して、人間がどこまで強くなれるかの可能性を世界に示す
空手で強くなってこの世を平和にする
どうすればいいかわからないほど大きなゴールを設定するととまどう。戸惑えば戸惑うほど、目の前の世界はいつもとは違う世界になる。スコトーマが外れた世界。今までの自分では見つけることが出来なかった方法論やチャンスが見えてくる。スコトーマを外すためにとてつもなく大きなゴールが必要。
コンフォートゾーンはゴールと違って具体的にしていく
空手で世界を良くしていくのであれば、毎日空手の練習をするのが当たり前、しないと落ち着かなくなる、そんなコンフォートゾーンのはず。
ただし、無理やり作る必要はない。
「やらなきゃいけない」と思っているのではなく、やらないと心地よくない、こういうコンフォートゾーンを具体的に作っていく。
とはいえ、思い通りに行かないときもある。大会で優勝する予定が一回戦で負けてしまうこともある。そういう時は「今回は自分らしくなかったな」と思えばいいだけ。落ち込む必要はない。ゴールにふさわしい自分を具体的に作っていく作業を続けていけばいい。
何があっても、いつでもチャンスは目の前にある。それを見えなくしているのはスコトーマ。そのスコトーマを外すために「とてつもなく大きなゴール」が必要
学び:スコトーマを外すためにとにかく大きなゴールを設定する
マイケル・フェルプスのゴールは意外だった。水泳を広めてアメリカ人を健康にするために、自分が水泳で大活躍をする、そんな道があるのだなと。
良い点をとったらお小遣いあげるというシステムは、生命時間を提供するおとなになるっていうのはなるほどなと。
そうしてできたスコトーマを外すためにとてつもなく大きなゴールを設定することが必要なんだなと。