嫌いなものを間接的に克服する方法【苫米地理論】
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空手道マガジンJKFan2022/10のコラムにて、
相談:先生に言われたことに対して真面目に取り組んでいるが、なかなか勝てない。試合に出たくなくなるときもある。練習も身に入ることが少なくなった。でも空手は好き。どうすればよいでしょうか?
大切なのは相談者さんがその練習を「納得」してやれていたか?
通常は練習をするだけで強くなる。しかし、ある程度上達してくると受け身の姿勢で練習していてはうまく成果が出ないときが出てくる。
確認すべき2点
1. 先生の言う練習を本当にできていたか?
回数や動きの角度など、言われたとおりにできたか?まずは出された課題をしっかりやりきること。
2. 練習の目的について聞いてみる
先生の練習は健康な体を作ることを目的としているかもしれない。
先生に「試合で勝ちたいです。勝てる練習を教えて下さい」と言ってみる。
やりたくないことをするのは時間の無駄
「やりたくないこともやらなければいけない」という言い方は「やりたいことを深く考えていない」言葉です。人生にい置いてやりたくないことをやっている時間ぐらいムダなことはありません。
例えば、嫌いな魚は食べなくてもいいのです。しかし、その魚を食べることが脳と体を発達させ、自分のゴールを達成するための助けになるとわかれば、喜んで食べるでしょう。
好きとか嫌いとかはただの感覚です。やりたいことが決まり、そこに向かったときの人間はかつて嫌いだったことでも好きなことになるのです。
相談者さんはいまとても試合に勝ちたいと思っています。だったら、そのための練習にどんなものがあるのか、自分で探ってみましょう。YouTube、DVD、セミナーなど。
あこがれの選手の動き、かっこいいと思う技を何度も視聴し、イメージに焼き付け、そのイメージどおりに動けるように練習してみましょう。頭の中でイメージするだけでも有効な練習になります。その練習は間違いなく楽しいはずです。なぜなら、自分が理想とする姿に近づいていっているからです。
「試合に勝ちたい」と思ってしまうと、相手の手足に視線が行きがちになってしまうので、相手の全体を同時に見るという感覚を持つ。
学び:やりたいことを深く考えよう
"「やりたくないこともやらなければいけない」という言い方は「やりたいことを深く考えていない」言葉です。"というのはまさに自分だなと思った。
「やりたくないことも多少はやらなければいけない」と思っている。やりたいことを本当に深く考えたら、やりたくないことなんてやってる場合じゃなくなるんだろうなと思った。やりたいことをやることで頭がいっぱいという感じなのだと思う。