「我慢 = やりたくないことをやる」なので我慢はNG【苫米地理論】

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空手道マガジンJKFan2021/11のコラムにて、
相談:試合中に落ち着け、楽しめ、集中とか言われる。そんな声を聞くと自分は落ち着いていないのかとか思ってしまう。人からとやかく言われたくないのでヤジを聞こえなくする方法はありますか?

苫米地博士の回答まとめ

  • いろいろな意味で高校生らしい相談。自分自身のことも自己表現とは何かについても思い通りにはできない時期は、往々にしてこういう気持ちになることがある。
  • 試合に集中すればヤジは聞こえなくなる。その一方で必要なアドバイスはしっかり聞こえるようになる。前田日明「試合中に聞こえるのはセコンドの声だけだった」
  • 「他人からとやかく言われたくない」のに「言われたくないことを言われる」ことを容認し「聞こえないようにする方法」を知りたがるという、我慢の道を選んでしまっている、これが一番の問題。
  • 日本人に限らず、世界中の人が、我慢することを無意識に選んでしまうという選択をしがちなので、コーチングが今必要とされている。
  • 試合後「ヤジがうるさいんでやめてもらえますか?」ということができない、おそらく、それを言うのは怖い、殴られるかもしれない、教えてもらえなくなるかもしれない。デメリットが大きいと判断して飲み込んでしまい、聞こえないようにする方法に解決策を求めたのだろう
  • 我慢は解決にならない。なぜなら、やりたくないことをやっているから。スクワット1万回を強くなるために我慢してやる我慢とは全く別物。
  • 私としては、できるならば我慢という言葉そのものをなくしたいが、日本人は我慢という言葉が好きで使いがち。最低限、我慢の中身はやりたいことをやる、ということは絶対に理解していなければいけない。
  • まずは、我慢する方向での思考をやめることから始めましょう。そして、自分が空手をやる理由、試合に出る理由をもう一度見つめましょう。すると答えは自然と出てくるはずです。
  • 相談者さんは間違いなく、いまゴールが設定されていない。空手のゴール、試合のゴールはあるかもしれないが、自分の健康のゴール、体作りのためのゴール、大学に入ってからのゴール、社会人になってからのゴール、かっこいい自分とはどういうものかというゴールはないでしょう。社会人になってから空手とどう付き合っていくのかにゴールを設定しておくことも重要。
  • カテゴライズされたゴールを作った後に、自分自身の大きなゴールを設定してみてください。そのことにはもうヤジは聞こえなくなっています。当たり前です。どうでもいいことだからです。
  • 高校生という時期はどうでもいいことに悩み、どうでもいいことだったことに気づくことがとても重要です。

学び:我慢=やりたくないことをやる & かっこいい自分とはどういうものか?

我慢は心身に良いものではないと思っていたが、その理由がはっきりわかった。

「我慢=やりたくないことをやる」だからだ。

やりたいことをありたい姿をゴールに設定して目指す、ただそれをやっていけば、問題は解決していくのだと改めて思った。

また、「かっこいい自分とはどういうものか?」というのも考えてみようと思った。

苫米地理論の神髄

苫米地理論の神髄は自分を変えれば世界が変わるってことです。自分を変えるとは自分の内部表現を変えるということです。

では、どうすれば、内部表現を変えられるかというと、ゴールを設定しコンフォートゾーンをずらすわけですが、そうは言ってもなかなかできません。現状を維持しようとするホメオスタシスが働くからです。

では、その現状を維持しようとする力の根源はなんでしょうか?

多くの人にとってそれはお金ではないでしょうか?

お金を稼ぐためにやりたくもない仕事をしている、それってすごくもったいないことです。

苫米地博士はwant toな(やりたい)仕事をやるべきだとおっしゃっています。

それは、自分がNo1になれる分野の仕事です。

「おれがNo1になれる分野なんてないよ!?」と思われたかもしれませんが、そんなことありません。

探せばちゃんとあるはずです。

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きっとあなたのやりたい仕事を見つけられると思います!

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