英語は右脳で学べ 要点メモ

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はじめに一言で結論をまとめると、英語を難しいと思わないこと。英語がしゃべれないのは量が足りていないだけ。ネイティブの子供が学ぶようにたくさん聞き、たくさん真似る。この量が必要量に達すれば、脳が勝手にチューニングされる。

日本人英語の問題点

日本人の英語は日本語を訳す英語だから雨で濡れたらOh I'm wet.とか言ってしまう。これは性的な表現。

日本の英語教育は読み書き至上主義。

英語で考えるクセが重要。

人間が言葉を話すときには左側の言語野だけでなく右側の対称部分も活性化する。苫米地博士はこれを右脳言語野と名付けた。英語における右脳言語野を開発することが重要。そうしないと日本語で考えて、それを英語に訳すことしかできない。

英語で考えるために、セルフトーク(心のつぶやき)を英語で行う。やった!どんなもんだい!Yes!! I did! Yes, I'm good! 情動が生じる時にセルフトークは起きやすい。

チョムスキーとシャンク

チョムスキーにとっての言語は統語論における言語であり、左脳言語野に限定される狭い範囲のもの。音楽などの表現活動や意味論を言語活動とは認めない。苫米地博士は意味論も言語だと思っている(ロジャーシャンクと同じ)。

シャンク派はストーリーのプロット(物語構造)の中にも何らかの意味を伝える文法が存在していると考えている。

ユニバーサルなルールは、音楽やストーリーのみならず、彫刻、絵画など人間の表現活動全般に見いだせる。このルールが埋めこまれているのは、左脳言語野と対象にある右脳側の部位、これを「右脳言語野」と名付けた。

苫米地博士は右脳言語屋にもユニバーサル文法が存在するという考え。

英単語や文法を学ぶのは、言葉というものを左脳言語野という狭い範囲でしか捉えていない。単語や文法があっていても、ネイティブの右脳言語野のルールに則っていなければ伝わらない。

3つの心構え

1 英語は難しいという考えを捨てる。幼児はこれから行う言語習得を難しいなどとは考えない。

2 英語を覚えるということを格別に意識しないこと。覚えようという意識がなくても、勝手に定着していく。

3 「そんなことしても無駄が多い」という他人の意見に惑わされないこと。私たちの目的は英語で考える力を身につけることであり、日本語を英語に訳すこと(その逆も)ではないイマルジョン法を否定する人の英語と私たちが身につける英語は全く別物。

右脳言語野のチューニング

アメリカの漫談ライブに言っても笑えない → 論理的に考えてもわからない。ちょっとでもおもしろいと思ったら笑ってみることで右脳言語野のパラメータチューニングが進む。シャワーのごとく大量に情報を浴びているといつの間にか笑えるようになっている

連続ドラマDVD学習のメリット

1 映画以上に日常会話が多い。

2 日本の連ドラの数倍の予算がかけられているため、非常に臨場感が高い

3 興味の持続がわき続ける工夫が凝らされてるため、学習を継続しやすい

4 映像学習なので、状況の中で意味を確認できる。アリー my Love. フレンズ など
連続ドラマDVD学習のやり方とルール。

自分が臨場感の持ちやすいジャンルの作品を選ぶ。はじめは人間関係ものやコメディー。

注意点

1 見る時は、自分が日本人であることを忘れ日本語を使わない。 wow, cool!

2 なぜ、こんな事になったの?とストーリーに疑問を持たない。たくさん見て右脳言語野がチューニングされればわかるようになる。

3 字幕をつけるなら英語にする

4 わからない単語を英和辞典で調べない。ストーリーの流れや役者の表情など、状況から意味を類推する。英英辞典はOK。

5 ドラマを見る環境から日本語と日本文化を排除する。ドラマを見る場所の周りに英語の本やカートゥーン、アメリカの雑貨などを置く。そうして自分を完全に英語モードに切り替える

6 毎日最低2時間見ること。できけば8時間以上が良い。仕事以外は全て英語モードにするのが理想。きつい日課であっても、はっきりとした効果を得られるまでの1年~2年間くらいの辛抱。半年間でも英語で夢を見るくらいには進歩すると思う。

名スピーチを本人になりきって演説する。

シャドーイングする。当時の文化背景や演説者がどう考えていたかを調べる。口の形、イントネーション、強弱、息継ぎのタイミングなどすべて完璧になぞってみる

英語でラベリング

認識してる世界を英語で認識するために、部屋にある家具などに例えばテーブルにtableとポストイットを張っていく。その要領で会社、住んでる地域、日本、地球、宇宙といった具合にイメージの中で英語のポストイットを貼り付けていく。その状態を意識的に続け保持するようにしていると無意識のうちに空間を英語で認識できるようになる

音楽、例えばベートーベン交響曲第6番田園を聴きながらヨーロッパの田舎を思い浮かべる。field, earth, a stream, skyというふうにベートーベンがその世界をどう見ていたのかを想像しながら楽曲に展開される空間にある一つ一つの物事にそれを表す英語をラベリングしていく。左脳を抑制するために歌の入ってないもので行う。

絵画でも同様のトレーニングができる。

リスニング

オーディオブックやインターネットラジオ。話す速度は遅めのもの。迷ったら子供が言語を覚えていく過程を思い出す。いきなり早口を聞いてはいないはず。

スピーキング

自分任せの英語で考え、話そうとしている時、右脳の活性は上がっていない。誰か自分ではない英語ネイティブの自分を本気になって演じてる時に上がる。例えばシェイクスピアになりきってみる。ドラマの登場人物など実在しない人物でもOK
目の前にあるもの、独り言などをその時決めた人物になりきって、発話(声に出さなくてもOK)する

リーディング

文法知識を使って構造を戻って、解釈したりしない。頭から順に読んでいく。オーディオブックだと後戻りできないのでおすすめ。わからない単語は後で英英辞典で調べる。

ライティング

英語でツイッターする。英語のユーザーをフォロー。メンションなどが飛んできたものに答えるだけでもかなり上達する。「これは!」という良い文章をたくさん丸暗記する。スティーブン・キングの短編がおすすめ。
英語×トゥールミンロジック。英語ネイティブは右脳言語野にトゥールミンロジックが組み込まれている。これがないと議論がかみ合わない。日本人の腹芸は英語ネイティブに通じない。国連のキャンペーンスピーチやアメリカ大統領選の候補者同士の論戦、イギリスの公開討論会Intelligence Squad Debateシリーズなどがおすすめ

学び: とにかく右脳言語野が重要

右脳言語野について知れた。これを開発することが大事なんだと。いくら英単語や文法の知識が増えても右脳言語野が開発されない。だから英語が出てこない。それがわかった。

部屋にポストイットで英語をラベリングするのはなるほどなと思った。イメージの中でも行えるのでやっていこうと思う。

ただし、やるなら集中的にやるべきであるというのがネック。まずは始めてみることでOKとする。費やす時間や意気込み、本気度もやりながら高めていこうと思う。

苫米地理論の神髄

苫米地理論の神髄は自分を変えれば世界が変わるってことです。自分を変えるとは自分の内部表現を変えるということです。

では、どうすれば、内部表現を変えられるかというと、ゴールを設定しコンフォートゾーンをずらすわけですが、そうは言ってもなかなかできません。現状を維持しようとするホメオスタシスが働くからです。

では、その現状を維持しようとする力の根源はなんでしょうか?

多くの人にとってそれはお金ではないでしょうか?

お金を稼ぐためにやりたくもない仕事をしている、それってすごくもったいないことです。

苫米地博士はwant toな(やりたい)仕事をやるべきだとおっしゃっています。

それは、自分がNo1になれる分野の仕事です。

「おれがNo1になれる分野なんてないよ!?」と思われたかもしれませんが、そんなことありません。

探せばちゃんとあるはずです。

苫米地式No.1ビジネス実践プログラムをぜひ見てみてください。

きっとあなたのやりたい仕事を見つけられると思います!

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