根拠のない経験則のアドバイスはやめよう【苫米地理論】
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空手道マガジンJKFan2023/9のコラムにて、
「子供の空手についつい口を出してします。空手の経験がないからこそ気づくことがあると思っている。子供に口を出さず自分のことに関心を向けたほうがいいですか?」
という相談に対する、苫米地博士の回答。
子供のことに関心を向けるか、自分のことに関心を向けるかの二者択一ではなく同時にやってください。
空手をやったことのない人がコーチングできるか?
コーチングを学んだコーチならばマインドの使い方をコーチングすることができる。
相談者さんはこおそらくコーチングを学んでいないと思われるので「空手の経験がないからこそ気づくことがある」と言い切るのは少し言い過ぎ。
親は自分の経験則で子供にアドバイスしがち
これが問題なのは論理的でもなければ科学的でもないことが往々にしてあるため。
自分の経験則が、他人に当てはまるかは神のみぞ知る。
ゴールを決めるのは子ども自身。
親自身もゴールを設定するべき。
未経験の空手についてのアドバイスを子供にしていいと思っているのは本来かなり傲慢な態度。
同じことを大人に対してはしないはず。
子供へのアドバイスで最も効果的なのは、親が自ら成長する姿を見せるのが一番。
学び
子供だからアドバイスしていいと思っていること自体が傲慢だというのはハッとした。たしかにそのとおりだ。
自分が子供の頃、親からアドバイスされてもしっくりこなかったのはこういうことだったのかと納得した。