失敗の記憶は対処法を検討後は不要となる【苫米地理論】

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空手道マガジンJKFan2022/9のコラムにて、

相談:選手が試合で負けたときの気持ちの切り替え方を知りたい

失敗の記憶をなかなか忘れられない理由

私たちが猿人類だった頃、毒を持つ植物を食べた記憶を忘れてしまったらどうなるでしょうか?同じ失敗を繰り返し、下手すれば生命の危機を招く。だから、失敗の記憶は生物が生き抜いていくためにどうしても必要な記憶だった。

だから、試合で負けた記憶(失敗の記憶)をなかなか忘れられないのは当たり前であり、正常な反応、忘れられないことを悔やむことはない。

同じ失敗を繰り返さないための貴重な経験値なので、なぜ失敗したのかを一度、きちんと分析し、解決策を導き出しておいてください。

そうすれば、もう失敗の記憶は必要ないので捨ててしまいましょう。ただし、さくっと捨てられない場合どうしたら良いでしょうか?

失敗には大きなチャンスが隠れている

実は人生の大きな転機を迎えているかもしれない。
イヤな気持ちになったことには、大きく分けて2つの理由がある

1. 自分のやり方が甘かった場合

例 練習が足りなかったから負けたという嫌な結果を得てしまった
対処法は練習量を増やす、練習方法を変える。ここでイヤな気持ちになり続けている人というのはそのスポーツが好きでない可能性がある

2. 十分に練習しているのに思った結果が出ない場合

今までのやり方ではもう通用しないということを意味する。
練習方法や練習環境あるいは階級を変えたりと、大きな決断が必要となる
この大きな決断に迫られるのがイヤな気持ちになる原因なのです。
自分がこれまで慣れ親しんだ場所から出なければいけないからイヤな気持ちになる。

最悪なのはコンフォートゾーンを優先したいがためにいろいろなことを諦めてしまうこと。
諦めることでも嫌な気持ちを解消できますが、出ることを選ぶほうが大きなチャンスを掴む可能性がある。

未来は未来に設定したゴールが作ります。

過去は一切関係ありません。負けたら、それが過去にならないその時点(現在)で分析し、その対処作を未来に設定します。その後は過去は一切期にせず、未来だけをしっかりみてゴールを達成するコンフォートゾーンを作っていきましょう。

学び:失敗の記憶は対処法を検討後は不要となる

つい過去のことをくよくよと考え続けてしまっていたが、対処法を検討後は不要となるとわかった。

今後また過去をくよくよ考えてしまったら、対処法を検討できるてるかを確認し、できていれば「不要」として考えるのをやめることにする。

苫米地理論の神髄

苫米地理論の神髄は自分を変えれば世界が変わるってことです。自分を変えるとは自分の内部表現を変えるということです。

では、どうすれば、内部表現を変えられるかというと、ゴールを設定しコンフォートゾーンをずらすわけですが、そうは言ってもなかなかできません。現状を維持しようとするホメオスタシスが働くからです。

では、その現状を維持しようとする力の根源はなんでしょうか?

多くの人にとってそれはお金ではないでしょうか?

お金を稼ぐためにやりたくもない仕事をしている、それってすごくもったいないことです。

苫米地博士はwant toな(やりたい)仕事をやるべきだとおっしゃっています。

それは、自分がNo1になれる分野の仕事です。

「おれがNo1になれる分野なんてないよ!?」と思われたかもしれませんが、そんなことありません。

探せばちゃんとあるはずです。

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きっとあなたのやりたい仕事を見つけられると思います!

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