生まれ変わりがあっても、自殺してはいけない理由が苫米地理論で分かった
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苫米地英人さんのブログで生まれ変わりは、「宇宙時間におけるホメオスタシスによる情報状態の維持として見ることができる」という記事を見つけました。
ホメオスタシス(体を一定に維持する力)が時空を超えて情報空間に働くのが「生まれ変わりの原理」だという説です。ようわからんって感じですかね?
苫米地さんの記事を引用します。
バラモンの伝統でアートマンと呼ばれている個の連続性は、まさに、宇宙時間におけるホメオスタシスによる情報状態の維持としてみることができる。もちろん、釈尊の論理では、この宇宙時間的連続性の維持された情報状態も、それがいかに長くみえても「永続」ではなく、したがって定義上「固有」ではないということになる。不滅のアートマンはあり得ないというのが、縁起の論理である。
さらにわからんって感じですかね?
簡単に言うと、この説が正しいとすると、自殺して生まれ変わっても、同じような人生を繰り返すだけだってことです。それでは詳しく説明していきましょう!
自分を維持するのがホメオスタシス
ホメオスタシスって恒常性維持機能のことです。理科で習いましたよね。外が暑くても汗を書くことで体温は一定に保たれるってやつです。
それが、情報空間(心、思考、精神)にも働くそうなのです。自分自身を内向的だと思ってる人は、内向的な行動をとります。自己イメージ通りにしか人は行動できないという話です。これは情報空間にホメオスタシスが働いていると考えられます。
これが生きてる間だけでなく、死んだ後も時空を超えて、生まれ変わる時にまで「自分」が維持されるというのがこの説なのです。
生まれ変わっても同じような人生が繰り返される?
宇宙が情報から生まれたとすると、この世界には情報のホメオスタシスが働いて、人が死んだ後、別の人として生まれ変わっても、その人らしさというホメオスタシスが働いて同じような人生を繰り返すと考えることが出来ます。
例えば、「身体の調子が悪くてやりたいことが出来ない」というホメオスタシスがあるとすると、それを変えないと、この人生だけでなく、仮に生まれ変わりがあって生まれ変わったとしても、ずっとそんなことが繰り返されることになってしまいます。
何度生まれても体の調子が悪い人生を送るのは嫌ですよね。
生まれ変わりがあるかないかは誰も確かめられないので、考えるだけ無駄ですし、あったとしても記憶はないのだから意味がありません。
しかし時空を超えたホメオスタシスが働くのだとすれば、今の人生で自分を維持しているホメオスタシスを変える必要があります
私の今の人生は、ひどい親から生まれたことや、荒れてる中学校に行ったせいで恐怖心によって健康状態を崩したと思っていましたが、もしかしたら、時空を超えたホメオスタシスによって、このような現実が作りだされたのかもしれません。私には人から脅されて健康状態を崩すというホメオスタシスが働いているのかもしれないのです。
そう考えると、自分の人生がうまくいかないのを、人のせいに出来ないし、自分を変えるしかないわけです。
つまり、私達に自殺で苦しみから逃げるという選択肢はないってことです。自分を変えてから死なないとまた同じ思いをするのだと考えると、ただ単に素晴らしい人生を生きたいというポジティブなモチベーションとは別のモチベーションが湧いてくる気がしますよね。とにかくやるっきゃないんです。
人生のホメオスタシスを変える方法
苫米地博士が人生のホメオスタシスを変える方法として伝えているのは、現状の外にゴール(達成したい事)を設定してそれを達成している姿を文章にしたアファメーションを読んで毎日イメージすると自我(自己イメージ)が変わり人生も変わるというものです。
これ本などで読んでても半信半疑で本気になれませんでしたが、本当に生まれ変わっても同じような人生を繰り返すのだとしたら、本気で自分を変えなきゃと強く思いました。やるっきゃないです。